こんにちは、
はこにわプレート婚活部マネージャーの藤森永子です。
長いこと婚活をしてきました。
結婚したとき、私は40代後半、夫は50代後半。
お互いに婚活で辛いことがあったね、
という話のなかで、夫が言いました。
「辛い時があっても、
ちりにおなじ、
ってアレだよアレ」
「ちりにおなじ」
・・・わかります???
そのとき私のくちから出たものが、
「ぎおんしょうじゃのかねのこえ
しょぎょうむじょうのひびきあり
しゃらそうじゅのはなのいろ
じょうしゃひっすいのことわりをあらわす
おごれるひともひさしからず
ただはるのよのゆめのごとし
たけきものもついにはほろびぬ
ひとえにかぜのまえのちりにおなじ」
平家物語の序文です。
状況が変わることを色々と言っています。
辛いことが終わることだってある、
と言うことを夫は言いたかったらしい。
さすが日本文学専攻。
とてもとても、まわりくどい表現です。
夫としては、
「理系なのになんで覚えているのさ?
高校でやる内容で、
理系コースにいたら授業ないんじゃない??」
と驚いていました。
理系な私ですが、
たしか、小学校6年生のときに、
授業で色々とおぼえたと思います。
枕草子、方丈記、古今和歌集仮名序。
夫婦の会話が無事できて、
小学校の先生、
覚えさせてくれて、ありがとう・・・。