はこにわプレート婚活部部長の織路由麻(おりじゆま)です。
毒親に育てられたとおっしゃる方が幸せを掴まれたという幸せなお話です。
地方で長男第一主義の一家に育ち、女性に学はいらないと言われながらも、なんとか高校を卒業し上京、働きながら美容師になった方です。
本当は、農作業を手伝いながら一生を過ごすことを期待されていたので、
上京したことをご両親は親不孝であると事あるごとに責め、まだ見習いで給料がほとんどない時から仕送りをするように言われて、ほとんどを送金していらっしゃいました。
私からすると、十分親孝行な方です。
日々心苦しく過ごしておいででしたが、出会いがあり、結婚へ。
一生結婚はしないし、一生子どももいらない、と思い詰めた人生だったそうですが、お相手の方が全部受け止めると言ってくれたのだそうです。
自分だって未熟だから、一生あなたを幸せにするということは断言できないけど、
一緒に幸せになる努力を一生続けたい。
子どもが出来たら、差別なく育てるということや
小さな幸せを積み上げるということを一緒にチャレンジしたい。
そんなプロポーズだったそうです。
「私は、親を恨んだまま一生終えていたかもしれません。
でも、カレのお陰で、自分のことを大事だと思ってくれるということを実感したかったんだなとわかったんです。
親には今も愛されてはいないのかもしれないけれど、その分、カレから愛情を注いでもらっているのだと確信できる今、幸せです」
織路「ステキなお話ですね。
一生結婚しないというのは、親が娘を一生不幸にしたんだぞということを証明したいという気持ちもあったかもしれませんよね。」
「あーそうかもしれないです。復讐みたいな気持ちありましたから。
でも、もしその復讐をして仮に親が落ち込んでも私は幸せにはならないですもんね。視野が広がったというか、高くなったというか。。。」
結婚って、人の意識のステージを変えてしまうほどのパワーがあるのだなーと思いました。
「悩むよりも、一緒に幸せになるためのお相手を探す時間を作った方がいいですよって、婚活を考える方に言ってあげてほしいです。」
ありがとうございます。そのまま紹介させていただきます。
誰もが何かしらの悩みを抱えていらっしゃいます。
よい出会いが増えて、幸せになる方が増えますように。