はこにわプレート婚活部部長の織路由麻(おりじゆま)です。
婚活を始めるまでは、自分軸で行動しても、それなりに生きていくことは可能です。
「(法のもとで)正しく生きていく」ということができているということです。
ただし、婚活になると少々事情が変わってきて、相手の感情という見えないものを扱うことになるので、一人で考え方を変え、婚活にチャレンジするのは難儀なものです。
多くの受験生が塾に通うように、見えないことに対するルールを知っておくと、成婚は早くなります。
今日は、そんなことをお話してみます。
無事お見合いも成功、2人の交際が進みデートを重ね、キャンプ場で日帰りBBQをしようということになった男性がいました。
野外で、一緒に買い物をして、料理をして、一緒に食べて散歩して、そして片付けをする、そんな行動を通して、相手のよい部分も悪い部分も見えるイベントです。
一気に近づくチャーンス!
がしかし。
あることが原因で、BBQに行ったその日に交際終了になってしまいました。
落ち込む本人に代わって、終了となった理由をお相手の相談所さん伺いました。
なるほどなー。
本人は全く気付いていないし、むしろ頑張っていた方だと思っていますが、その頑張る目的がずれていたんです。
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スーパーで買い出しに行ったとき、ついつい買いすぎてしまって、飲み物や調味料など結構たくさんの量になりました。1人で持つのは大変。
「ここは自分が重いものを持たないと!」
準備をするために、いったん全ての荷物をカノジョに持ってもらい・・・。
よし!と、彼女には軽い荷物だけを残し、重い荷物を全部預かり、現地まで運びました。
たったこれだけのことで、カノジョは交際終了を決めたそうです。
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「卵もあったし、ケーキも買ったから、きちんと現地まで落とさずに運ぶのは大変だったんですよ」
織路「・・・。ここのどこがポイントだったかわからないでしょう?」
正しく持つというところに集中して、カノジョに一瞬でも、筋トレをするほど重たい荷物を持たせるかもしれないというところに意識がなかったんです。
自分だけ無事ならいいのかな?
気持ちがさっと冷めてしまった瞬間です。
織路「カノジョが重さに耐えられず、荷物を全部落としてしまったらどうします?」
「あっ」
自分が安定する状況を作るまで、1人では持てないほどの量の荷物を数分彼女に持たせてしまいました。
目的が荷物を落とさないためにというところにすり替わってしまったんですよね。
織路「法のもとで正しく生きるということを今までは守ってきたと思います。
でも、婚活は違う。
自分とはカラダのスペックがそもそも違う相手と一緒に生きていくということは、新しいルールがあるということに気づかないといけないんです。
未来をともに生きるってことは、見えない部分にどれだけ想像力を働かせることができるかということが大事で、頭の中の思考の癖を直していかないと・・・。」
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さて、ここからは後日談です。
(本人だとわからないよう、シチュエーションを少し変えます)
いろいろな失敗をしつつ成長されて、結婚されたその男性、私の別の事業(鑑定)で、ご家族そろってお越しになりました。
男性の横でほほ笑む方に聞いてみました。
「お幸せですか?」
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「はい。ほんわか生活できていて幸せです。
子どもがいると、紙おむつやおしりふきを買うからどうしても荷物が多いんですけど、積極的に持ってくれるんですよね」
ふふふ。
「すごい真面目なんですよ。
この間は、ねじれてしまったオンブ紐を直そうと思って子どもを預けようとしたんです。
そしたら、いったん自分が持っている荷物を下に置いてもいいか?って聞いて、しっかり足場を作ってから抱っこしてくれて。
あー、そんな風に家族を大事にしてくれるんだなと、嬉しかったです。」
ちらっ。
あ、目をそらしましたね(笑)。
すごいなー。
織路「出世も順調なんじゃないですか?」
男性「ええ、お陰様で。」
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私は婚活で成果を出すというところを見ているのではなくて、どうすればその方が幸せになるか、というところを見ているので、どうしても辛口になることが多い。
婚活部という名前を使ったのは、そういう訳で・・・。
優しい役は、見染(みそめ)副部長と、媛川(ひめかわ)マネにお願いして、
私は、婚活を越えた幸せな生き方を一緒に目指そうと思います(#^^#)
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