当事者の苦しみ

 

 

こんにちは、婚活部マネージャーの藤森永子です。

 

婚活を長くしていました。

20代から知り合いの紹介や結婚相談所でお見合いなどしてきましたが、

一向に結婚にいたらず。

40代でやっと結婚できました。

 

「結婚できなくて大変だね」そう言われることもありました。

ただ、婚活当事者からの話ではなかったので、

どこか、対岸の火事。

 

「当事者の苦しみは、自分の想像力の結果より、はるかに深い」

鴻上尚史(こうかみしょうじ)さんのインタビューにあるように、

どこか、深度が違いました。

 

想像して、ちかい所まではいけるかもしれません。

ただ、やはり経験しないと苦しみも分からない気がします。

 

婚活がうまくいかず、結婚できない状態は、

深い深い井戸の底にいるようなものでした。

 

易経の乾為天でいうところの淵のなかで、

わかっているのは、自分だけでは飛べないということ。

 

婚活では相手が必要です。

自分一人だけで結婚まで出来ません。

相手が必要で、相手も結婚に同意しないといけません。

 

誰かにロープを垂らしてもらうか、

井戸まわりの土をどけて井戸を破壊してもらうか、

自力で脱出は困難です。

 

井戸のなかに水が湧いて、

外まであふれて脱出できる確率はまず期待できません。

 

当事者の苦しみ、

「それも経験だから」と婚活部の緒川先生に言われたことがあります。

 

婚活部のスタッフと、占術の活用で、

井戸の底から脱出できました。

その経験は、ブログのネタにはなっていて、

有効活用中です。